2013年 12月14日今年行政書士として思うこと

今年は大きな出来事がありました。自分の人生の転機でもあり過去への後悔の年でもありました。姿見を見てみると顔が老けたように見えます。自分の意志で行政書士の道を選び6年近くになりますが、まだ会社員の習慣が抜け切れていないときが時々あります。会社員の時は、会社や上司の指示に従い又部下の育成に力を傾注して業績の向上を目指していました。しかし今は自分が経営者となり自己管理のもとお客様に適切なアドバイスをして喜んでいただき初めて収入になります。給料日が続く日もあれば、心配で眠れなくなる日もあります。私の事務所は私が社長なのだという意識を今から強く持ち続け、新しい業務にもチャレンジ致したいと考えています。

私は生命保険会社に総合職として長年勤務して参りました。その中で言われたことがあります。色々な業種のトップの方々ばかりお会いしていると自分もその気になってしまい、会社を辞めて自分で会社を作り失敗した人達がどれ程いるかと。理由は、そもそも大企業にいて資金繰りをしたことがない、在庫管理の経験がない等です。私が今お会いしている社長さん達(建設業が多いのですが)はご自分の技量を生かしながら一方で資金のやり繰りもなさっています。書類を作成するだけが行政書士ではない、会社を設立するだけが行政書士ではない、その後の依頼者の方々に一層情報なりアドバイスしてより依頼者が増収増益となりますよう努力勉強してまいります。